英語学習を始めたいけど、何から始めればいいんだろう?
今から始めて遅くない?
働きながら学習時間を確保できるだろうか?
でも最終的にはベラベラ話せるようになりたい。
英語学習は継続することが一番大切。
誰でも英語学習を継続できるおすすめの方法を教えます。
私自身、英語学習は高校生以来20数年全くしておらず、40歳の時にたまたま外国人と話す機会があった際、言いたいことが全く言えなかったことが悔しくて英語学習を再開しました。英語学習を再開して3年で、TOEICスコアが約200点アップ。言いたいことはスムーズに出てこないものの、外国人に対しての苦手意識はなくなり、コミュニケーションは苦労しながらできるようになっています。
当然まだまだ十分な英語力ではないので、この先も継続して学習を続けていくつもりです。すでに習慣化されているので英語学習をすることは全く苦ではありません。逆に楽しく学習を続けています。
目次
■基礎力を身につければ何とかなる
私のように英語学習にブランクがある方は、英語の基礎的な部分も忘れている、もしくは忘れかけて曖昧になっていると思います。やっぱり何事も基礎が大事。基礎単語、基礎文法を身につけるだけでも英語でのコミュニケーションが可能になりますし、コミュニケーションが取れるようになるともっと話せるようになりたいと思うはずです。まずは中学英語から学習し、基礎を完璧にすることから始めましょう。
多くのことに手を出さない、やりすぎない
これから英語学習をするにあたっては、まずは日々の学習を習慣化することが大切です。色々と手を出さず、学習する内容を絞っていくことが重要。英語学習をする上ではどの教材を使うべきか迷うと思いますし、学習を続けていくと色んな方がおすすめの教材を紹介しているので、いろんな教材に手を出したくなってきます。でも、内容的には同じ英語を扱っているので、どの教材を使ってもいいんです。本屋で自分に合いそうなものを選んで、それをずっと使っていくことをお勧めします。
私が実際に学習を始めた際に使用した教材と、現在使用している教材を紹介します。
【学習当初】
英単語:キクタンTOEIC Test SCORE 500・キクタンTOEIC Test SCORE 600
瞬間英作文:どんどん話すための瞬間英作文トレーニング 音読(シャドーイング):公式TOEIC Listening&Reading問題集 |
【現在】
英単語:キクタンTOEIC Test SCORE 600・キクタンTOEIC Test SCORE 800
英文法:キク英文法 瞬間英作文:スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニングスラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング 音読(シャドーイング):公式TOEIC Listening&Reading問題集、DUO 3.0 |
基本的には学習内容も上記3つのカテゴリー(単語・文法・音読)に絞り、教材もほぼ変えずに英語学習を継続しています。
忘れることが前提だと考える
英語学習の最初は色々と覚えるのに時間がかかります。多くの人は一回では覚えられませんし、記憶を定着させるには何度も何度も繰り返すしかないのです。もちろん、なかなか覚えられないと気持ちもネガティブになりがちですが、忘れることは当たり前だという気持ちで取り組めばいいんです。これは日本語でも言えることで、書きたい漢字が思い出せなかったりするのと同じです。こういう場合はまた覚えればいいだけのことなんです。
他人と比べない
今はSNSなどで英語に関する情報を簡単に得ることができます。「おすすめの英語学習法」「おすすめのテキスト」「2ヶ月でTOEICスコアが200点アップ」などなど。多くのものは参考になりますが、学習成果が思うようにいかなかった時に「何で自分はできないんだろう」というような気持ちになり挫折してしまうこともあります。しかし、同じ単語を覚えるのにAさんは1日で覚えられてもBさんは1週間かかることがあるのも当たり前な話です。他人とは比べず自分のペースでコツコツと継続していくことが大切で、遅かれ早かれ結果は必ずついてきます。
少なくとも1〜2時間の学習時間は確保できます
学生のように学習する時間がない。と思う方も多くいるのではないでしょうか?でも実際は社会人でも学習時間は十分にあります。
自分の生活を振り返ってみる
英語学習を始めるにあたって、まずは自分の生活を振り返ってみましょう。無駄に過ごしている時間はありませんか?例えば、通勤時間は何をしていますか?スマホを見ていたり、寝ていたりしている方は多いのではないでしょうか。その時間を英語学習に充てられませんか?他にも5分、10分でも何かしら時間を作れるはずです。30分早く起きる、テレビを見る時間を30分減らす、など。規則正しい生活をするという意味でも、1日の生活を見直ましょう。必ず時間が見つかります。
隙間時間を利用すれば簡単に習慣化される
時間の作り方は結構簡単です。私が実際に実践し、習慣化されて今でも継続している生活を紹介します。まず私が実践したことは、今までより1時間早く起きること。そうするとまるまる1時間は難しいですが、少なくとも30分は学習時間を確保できます。それから、今までは新聞を読んだりスマホを見ていた通勤時間を学習に充てるようにしました。徒歩、電車を含めて通勤時間は往復2時間。その2時間のうち1時間を英語学習に充てています。これだけですでに1時間半の時間を確保できます。あとは帰宅してすぐに30分だけ学習をするので、これでトータル2時間。これを毎日続ければかなりの学習時間になります。考え方としてはトータルで時間を確保できればよくて、一気に数時間を確保する必要は全くありません。こう考えると意外と簡単に時間を確保できますし、習慣化されやすいメリットもあります。
学習しない日を作らない
毎日英語学習をしていく中で、体調が悪い日があったり、仕事が忙しくて時間の確保が難しい日もあったりします。それでも毎日学習することが大切なので、5分でもいいから必ず学習するようにしましょう。「塵も積もれば山となる」という諺にもあるようにその5分の積み重ねも後々大きな成果に繋がりますし、途中で挫折する可能性もかなり少なくなります。
すぐにベラベラ話せるようにはなりません
誰しもがベラベラ話してる自分を想像して学習を始めると思います。でも学習を続けていくと何度か壁にぶち当たり、理想と現実とのギャップに気持ちが落ちてしまうことも有ります。英語学習とはその繰り返しによって少しずつ上達していくものだと思います。
また、基本的には単語、英文法を覚えるなどのインプットが中心の学習になりますが、インプットしたものをアウトプットしないと当然ながら話せません。少しでも話せるようにアウトプットする機会を設けましょう。
独り言でアウトプットする
覚えたものはアウトプットしないと完璧に使いこなせません。でも実際はなかなかアウトプットする機会がない、というのも事実です。でも、アウトプットは誰かと話すということだけではなく、自分が思ったことを英語で話してみる(独り言)のも十分アウトプットになると思います。例えば日々の生活を英語で表現してみるのも一つ。朝起きて晴れていれば「It's sunny today」、朝食を食べた際には「I had race, miso soup and fried egg for breakfast」のように。あとは、その日にインプットした単語や文法を自分のシチュエーションに置き換えて使ってみる、とか。それも実際に声を出して。そうすると自分の表現の幅が少しずつ広がっていきます。
相手を見つけてアウトプットする
一人ではアウトプットがなかなかできないという方は、強制的にアウトプットできる場を作りましょう。これは英会話スクールに通う、オンライン英会話や言語交換を活用する、英会話カフェを利用するなど、様々な方法があります。
私は英会話スクールに通っていたこともありますし、現在はオンライン英会話と言語交換を活用してアウトプットの機会を作っています。これら二つはコスト的にも比較的低いのでおすすめです。
TOEICや英検などの試験を受けてみる
年に1回とか自分の実力を知るために試験を受けてみるのもおすすめです。
良い点が取れれば学習せした成果が出ていることが確認できますし、逆に思うような点数が取れなかった場合でも、語彙力がないのか、文法を理解していないのか、そもそも全く聞き取る力がないのかなど、自分の立ち位置が確認できると同時に、一つの目標にもなるので学習を継続しやすいと思います。
まとめ
日本に住みながら英語力をアップさせる、もしくはキープしていくためには毎日の学習が不可欠。そのためには習慣化することが重要なので、「歯を磨く」「ご飯を食べる」のような無意識に行動できるものと同じように、英語学習を日々の生活の中に入れられるようにしていきましょう。これは今までの生活スタイルを見直すチャンスでもありますし、今まで以上に充実した生活が送れるようになるはずです。