英語学習を始めて大体2年ちょっと。。これは私がPROGRITに通い始めてからの年数になりますが、その時から瞬間英作文が毎日の学習内容となっていて、今でも毎日行っているものになります。PROGRITについてはこちら
目次
1瞬間英作文はなぜやるのか
日本での英語学習と言えば、単語を覚える、文法を習得する、フレーズを覚える、といったインプットが中心かと思います。それだけだと、いざ会話となった時に言いたいことが言えない、ということが起ります。でも実際話すべきフレーズというのは、中学英語で十分表現できることがよくあります。知っていることが表現できないというのは、その知っていることを実際に口に出す機会がないので、咄嗟に出てこないのです。その課題を克服するための練習の一つが「瞬間英作文」です。頭に浮かんだ日本語の表現を即座に英文にするトレーニングです。
2おすすめの教材
紹介する教材は、多くの方がおすすめしているものです。
それは「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」です。中学1年から中学3年までで学習する文法をを使って英作文するものとなっています。
例えば、中学1年レベルの最初は、「This/That」を使った英作文。
「これは良い本です。」→「This is a good book.」
「この辞書は良い。」→「This dictionary is good.」 |
中学3年レベルだと、「関係副詞・when」を使った英作文。
「6月は雨がたくさん降る月です。」→「June is the month when it rains a lot.」
「水曜日は彼女がピアノを練習する日です。」→「Wednesday is the day when she practices the piano.」 |
ほんの一部の例文を紹介しましたが、英文を見ても「簡単じゃないか」と思うと思います。でも瞬間的に口に出すとなるとそんない簡単ではないと思います。これを瞬間的にできるようにする教材になっています。
中学英文法を使いこなせれば英会話はできると言われていますので、これがスラスラ言えるようになれば英会話もできるようになるということです。
「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」は文法ごとにトレーニングする形になっていますので、どの文法を使えばいいか分かった状態で英作文することになります。それをシャッフルした形の「スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング」というさらに瞬間的な作文が必要になるものもあります。
私自身、この二つの教材を使ってトレーニングしていましたし、今でもシャッフルの方は継続して毎日トレーニングしています。
3学習方法
まずは一通り順番に進めていくことになります。
「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」は1文法あたり10文、合計790文のボリュームとなっていますので、ペース的には1日30文ずつを以下の手順で進めると、1ヶ月弱で1周します。そしてまた2周、3週と続けていき、スラスラと言えるまで続けていきます。それが出来る様になったら、「スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング」を使って、同じように繰り返してトレーニングしていきます。
1.日本語を見て英作文する(できたら声を出して)
2.すぐに答え合わせ(音読しながら) 3.正解したら次へ、不正解の場合はチェック(印)をしておく トレーニングした翌日は、前日の復讐を一通りして次に進みます。 |
ちなみに、私は今も「スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング」を使ってトレーニングしていますが、今は日本語を見て英作文するのではなく、日本語の音声のみを聞いて英作文しています。日本語を聞いて、その状況を想像し、そのイメージを英作文できるようにするトレーニングとしてそのような方法をとっています。
そういった意味では、本ではなくアプリを使った方が良いと言えます。が、本を使った方が学習しやす人もいると思うので、使いやすい方を選んでください。
4効果は?
瞬間英作文のトレーニングを始めた当初は、簡単な文法を使った文章もすぐには言うことができませんでした。それでも回数を重ねるうちにすぐに口から出るようになっていきました。英語を話そうとする時に、「この場合はこの文法を使えばいいな」みたいなのが、このトレーニングをしたおかげで瞬間的に頭に思い浮かぶようにもなりました。文法は文法だけで学習していましたが、それが瞬間英作文をしたことでつながった感覚です。
また、実際の英会話においても以前よりも断然会話が出来るようになったのも事実です。なので、瞬間英作文のトレーニングはスピーキングにおいては非常に効果的なものだと思います。
5まとめ
一般的に日本人は英単語や英文法は理解しているのに英語を話せないと言われています。これは英語を話す機会がないのも要因の一つかと思いますが、逆に言えばその機会を設けることが必要ということです。その一つとして瞬間英作文は効果的な学習方法と言えます。